ご神水井戸

ご神水井戸

神水しんすい井戸

赤木忠春の発案により掘られた井戸です。なかなか水が出ず、渾身の祈念によって一夜に真清水が湧き出たと伝わる霊験あらたかな井戸です。ご神前へのお供えの水は、この神井戸の水が使われております。

※一般の方の立ち入りは出来ません。

ご神水井戸

神井戸の逸話

神楽岡宗忠神社がご鎮座になって間もないころ、境内に井戸を掘ることになりました。なにしろ山上のことですので、人夫達が掘るのは掘るが水は出ませんよというのを、とにかく三十尺だけ掘らせました。案の定水は一滴も出ません。

そこで赤木忠春は、人夫達に、明日の朝来てみなさいと告げ、その夜御神前に供えたご心酔を井戸に注いで一心に祈りを込めました。

翌朝人夫たちが小石を投げ込んでみるとドボンドボンと音がします。まさに水が湧き出たのであります。

それ以来こんこんとわき続け、神社に何か御神慮に叶わぬことが起ると水が濁るといわれ、まさに神楽岡の霊水として珍重されているのであります。

ご神水井戸